同棲するにあたって避けられないのが、お金の問題。
結婚後ならまだしも、同棲中はお互いにお財布は別々なので、不要な揉め事を避けるためにもお金のことはキッチリしたいと考えていました。
とはいえ、お金の話ほど人に相談しにくいもの。
同棲を開始して分からないことだらけの中、私たちが見つけた管理方法は、結婚した今でも継続しています。
同棲中の方や家計管理に悩んでいる方へ、何か参考になれば嬉しいです。
彼と彼女の費用負担「誰がいくら払う?」
カップルや夫婦ごとに生活費の費用分担は違うもの。なので「これが正解」というものはありません。
あくまで参考として見ていただければと思います。
私たち夫婦の場合
結論から言うと、私たちはすべて折半しています。
家賃、食費、光熱費、デート代に至るまで、すべて折半しています。
理由は、私と彼のお給料がほぼ同じだったからです。
同棲開始時にお互いにお給料を公開しあった結果、ほぼ同額だったので、「だったら全部折半でいいよね」となりました。
もし彼の方が多く稼いでいたら、6(彼):4(私)などに調整していたと思いますし、逆に私の方が多く稼いでいたら私の分を多くしていました。
ただこれは「折半が正しい」とか「お給料に合わせて調整すべき」とかそういう話ではありません。
あくまで私たちの価値観としては、これがお互いにストレスフリーだっただけの話。カップルごとに価値観や状況は違うので、あくまで参考として捉えていただければと。
もちろん「彼(or 彼女)に多く出してもらった方が、その分家事を頑張れる!」とかも全然アリだと思います!
大事なのは「2人が納得してストレスなくお金を出せること」ではないでしょうか。
友人カップルの場合
「お金の分担はカップルによって様々」ということの例として、友人のケースも紹介しておきます。
私の友人(男性)は、彼女と同棲してもうすぐ1年になります。
同棲生活の話になったので聞いてみると、家賃は友人がすべて負担し、それ以外の費用分担は7(友人):3(彼女)とのこと。
友人がいうには、彼が5歳年上で、かつそれだけお金を出しても苦しくないくらい稼げているから、というのが理由だそうです。
「多く払っている」ことに特に不満はなさそうでした。
ただ、家賃は全部彼が負担しているのに、ベットは7割彼女が占拠していて、残りの3割で体を細くして寝なきゃいけないのが不満だそうです。笑
でもその友人はとっても楽しそうに話していたので、これが彼らの最適解なのだと思います。
【おすすめ】同棲期間のお金の管理方法
共通口座はつくらない
同棲生活を始めるにあたり、「同棲 お金の管理」などのワードでよく検索していました。
そうすると必ず出てくるのが、共通の口座やクレジットカード。
共通の口座にお互いが毎月一定額を入れておき、その口座に紐づいたクレカを使えば、何にいくら使ったかが分かるのでとっても便利だなと思いました。
今は1つの口座で2枚のカードが作れるので、お互いが好きな時に買い出しにいくことも可能です。
でも私たちは口座もカードも作りませんでした。その理由は2つです。
1.ポイント還元
私たちが同棲を始めた頃は、キャッシュレス決済が普及し始めていました。
そして各社が競うかのようにキャンペーンを打ち、どんどん還元率が高くなっていました。
共通口座やカードの利便性は魅力的だったのですが、paypayやaupayなど、個人でしか利用できない決済方法の方が還元率が圧倒的に高く、同棲に必要な家具などの購入もあり、総額では数万円も差が出ることが分かりました。
「共通口座は後で作ればいいか」ということになり、各自が持っている高還元率の決済方法を使うことになりました。
2.いつか別れるかもしれない
1の理由で、同棲当初は共通の口座やカードを作らなかった私たち。
結局、同棲期間中に作ることはありませんでした。
その理由は、いつか別れるかもしれないと思っていたからです。
同棲するくらいお互いのことは好きでしたし、結婚する気もあったので、別れる気なんて一切なかったのですが、もし万が一別れることになった時、預金の振替や口座の解約などの手続きがめんどくさいなと思ったのです。
それに、このあと紹介する「家計簿アプリ」を使い始めてからは、簡単に生活費を折半できていたので、改めて口座やカードを作る必要もないと思ったのも大きな理由です。
同棲カップルにおすすめの家計簿アプリ
共通の口座やカードも作らなかった私たち。
すべての生活費を折半するには「誰が何にいくら払ったか」を管理する必要がありました。
そこで活躍したのが、家計簿アプリ「Shareroo」です。
世の中に家計簿アプリは山のようにあるのですが、同棲カップルとしてはいくつか必要な要素がありました。
- 共同編集できる(買った人が入力したい)
- 誰が払ったのか記録できる
- 誰がいくら多く払っているのか分かる
これらをすべて満たすのが「Shareroo」でした。
有料の機能もありますが、上記の1~3の機能は無料版でも利用できます。
「Shareroo」なら費用を入力する際に誰が払ったかも入力できるので、月末にアプリのホーム画面に表示される金額*を見て、清算(払った金額が少ない人が多い人に差額を払う)をすれば折半完了です。
*参考↓↓↓
画面下部の「私の受取額」が「6,265円」となっています。これは私の方が6,265円多く払っていることを意味します。なので彼が私に6,265円を支払って清算完了です。
逆に彼の方が多く払っている時は、「私の支払額」と表示されるので、その金額を彼に払えばOKです。
※月の途中なので金額はスルーしてください…(こんなに安くない笑)
わがままを言えば、どちらが立て替えたかを毎回入力するのが面倒なので、「金額を入力している人(アカウント)」=「立て替えている人」として反映してくれたらいいのに…と思うこともあります。笑
でも清算額を自動で計算してくれるのはとっても楽なので、結婚してからも変わらず使い続けていますし、これからも使い続けると思います。
※決してPRなどではないです。笑
ちなみに「zaim」も使ったことがあり、入力は簡単でよかったのですが、2と3の要素がいまひとつでした…(科目名を工夫して何とか使っていたのですが、月末の清算が面倒で辞めてしまいました…)
同棲とは関係なく単純に家計管理をしたいのであれば、不便なく使えると思います。
結婚していない同棲中だからこそ、お金の管理はしっかりと!
結婚を前提として同棲をしていたとしても、例え相手がお金にうるさくなくても、同棲中はお金の管理をちゃんとしておいた方がよいと思います。
せっかく2人が頑張って稼いだお金なのですから、「何に使ったか分からない」「何となく自分の方が多く払っている気がする…」などとモヤモヤの種になってしまうのは悔しいです。
どうせなら二人の楽しい思い出になるような使い方をしたいですよね。
結婚するかどうかは別として、お金は2人で育てるものだと思っています。お互いに相談しながら、ストレスなくお金を管理できる方法を見つけられるとよいですね。
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